12速いいね、GX EAGLE導入について。(松野MTB準備第3弾)
松野MTBマラソンのみならず、下関でのクロスカントリーレースももう今週末です。
自分のレースバイクもだいぶ10速でやってきましたが、いよいよ12速にすることにしました。
この夏にNewXTRも発表され、試乗する機会もありました。
新しいシマノのマイクロスプライン・フリーはサイレントなところが注目されていますが、自分としては変速性能とカセット+フリー+ラチェットの一体感が気になっています。
既存のフリーが一新するのもそろそろかも。
シ◯ノが入荷する前に、スラムをしっかり勉強するなら今のうち...!ということで。
マグラとの組み合わせです。リザーバー部が少々太く干渉しましたが、なんとか組み合わさりました。1フィンガーのレバーブレードに替えてクランプの順序を変えられれば解決するでしょう。とりあえずOK。
スプロケットがローターより大きいのはもうしょうがありませんネ。
実際に登ってみると50Tは十分に使い勝手があります。以前の26インチでは使い切れないところですが、29インチの強力なグリップと現在のジオメトリーは激坂の攻略を変えています。滑りながら辛うじて登るようなことが起こりにくくなっています。
さて、最上級のXXなどでなくミドルのGXを選択したのは、機能や重量と価格を比較すると一番オススメの選択だと考えたからです。その実用性がレースにも使えるなら間違いない。
まずは変速について、トルク掛けたままを試したところ問題なく変わってくれます。これはスラム系MTBコンポの強みですがGXでも十分実現しています。(9100系からシマ◯もかなり良くなっています。)
レバーストロークは深く、一気に上げ下げできます。アップダウンの激しいXCにはまことぼっちりです。
また、「カセット+フリー+ラチェット」の一体感について。オカルトなレビューですが。
使用しているホイールはBONTRAGERのMUSTANG。シマノ式フリーからXDドライバーに戻して組み込みました。
なんだか高出力で踏み込んだ時の重さが減ったような気がします。スムーズに加速する感じです。スラムのフルピン™テクノロジーといってカセットスプロケット全体をまさに一体化しています。どのギアでもスプロケット全体に力が掛かり、それがそのままフリーの爪に掛かっているようなイメージです。
今までのロックリング方式での固定だと、スプロケットとフリースプラインの間で軋みやたわみが合ったんではないかな??と妄想しています。
このバイク、時々店頭に置いてありますのでお試しください。
なお。XDドライバーに対応していないホイールでも12速化可能なNX EAGLEのカセットも入荷しました。フルピンではありませんが、EAGLEへの導入にいい選択肢です。
(クランクはX◯Rのままですが...!秘密兵器を作業する時間が足りません...!!)
台風はどのタイミングで来るのやら。果たして成果は発揮できるのか。最悪は門司の地ビールをただただやっつけてやる週末になりそうです。